酒蔵オンステージ ー今月いち押しの酒蔵ー

「丸山酒造場」

酒蔵オンステージとは、新潟県内の酒蔵全蔵について、

一蔵二ヶ月ずつ、ぽんしゅ館を挙げて押していく取り組みです。

オンラインショップでも実店舗と同様のラインアップをご用意しております。


2022年12月から2023年1月は、上越市の丸山酒造場を押します!


丸山酒造場 外観

待ちわびた春の訪れを告げる梅の花のように、
飲み手の皆様を、和ませる酒でありたい

北緯37度8分、東経138度21分、新潟県上越市三和区塔ノ輪、字名で真定寺山と呼ばれる山の麓。

日本海までは直線距離にしておよそ10km、高田平野の東縁部に位置し、東頸城丘陵を背に水田がひろがる里山の風景の中に酒蔵はあります。

古代の窯址の残る丘陵や古くは東大寺領吉田庄と伝える地域に近接し、冬季の積雪は平均で1m程度、蜻蛉が30種類以上も棲息するという環境の中で、伝統的な手づくりの麴と里山を水源とするやわらかな井戸水をつかって酒は醸されています。

北東に霊峰・米山を南西に妙高山・火打山・焼山の所謂「頸城三山」を望む高田平野は、

「五百万石」や「越淡麗」など酒米の有力産地の一つであり、越後杜氏4流派で最大規模を誇る頸城杜氏の本拠地です。

上杉謙信の居城「春日山城」や松平忠輝の城下町「高田」を中心とする周辺地域は、 県内屈指の銘醸地でもあります。

※丸山酒造場 WEBサイトより転載

丸山酒造場 外観

丸山酒造場では伝統的な手づくりの麴づくりをしています。
里山を水源とする井戸水(ドイツ硬度で1.0未満の軟水)を使用し、米を原料に酒を醸します。
普通酒・本醸造・純米酒は箱麹法、それ以外の商品では蓋麹法による製麴を行います。
仕込み水を活かした柔らかな口当たりが特徴です。

※丸山酒造場 WEBサイトより転載





雪中梅 普通酒 
720ml

¥1,210(税込)


雪中梅 梅酒 
500ml

¥1,320(税込)


田んぼと農家の中で育った酒
《農家の人たちの為に造る甘口な酒》


蔵は広大な田んぼの真ん中に位置し周りはみんな農家。
毎日汗して働く肉体労働者、疲れ切った体が求めるのは芳醇で旨味のある甘口のこの酒。
この地域では「雪中梅を呑んで甘いと言わない奴はまだ働きが足りない奴だ!」なんて皮肉も言われていた。

この地域を塔之輪村と言いかつては12件しか家をたてさせなかった、
水利、水争いがたえな掛かったため。そのうち3件が酒屋、その中で麹造りを業としていた。
昔から午前と午後におやつの時間があって甘い菓子、しょっぱい菓子で体を休める。→そう言えば田んぼ仕事も午前、午後ともお茶の時間があって体を休める。

現在7代目、代々三座衛門と襲名して継承している。
造りは、水+米+糖類、四段仕込みと他とは違う特別な造り。
“雪中梅”は新潟の3梅の一角として新潟を盛り立てた。※越乃寒梅・峰乃白梅と共に

これほど地域性をはっきりと表した酒は少ないと思う。この酒はこの味で地域の人達を和らげてきました。
新潟の一つの特徴ある酒として昔っからずぅ~と呑まれている圧倒的なファンの多い酒です。



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“酒蔵マップ”

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