ぽんしゅ館データ「酒蔵物語」

< 天領盃酒造 >

主な銘柄/天領盃
1983年創業 新潟県佐渡市



40年かけて湧いてくる仕込み水
《水の持ち味を生かし切る酒造り》


仕込み水は金北山の伏流水、40年かけて湧いてくる湧水。
この水はアルコール度が高くても甘く感じる口当たりと喉越しがいい水。

下積みを経験した蔵人の話が印象的です。
「酒は米の浸水が10秒変わっても出来が変わる、ザルの置き方でも変わるんです。」
「いい麹は匂いを嗅ぐとわかります。栗のいい匂いがしてくるんです。」
などなど…。

平成21年に経営会社が変わったときに精米率を上げ酒質を変えた。
トキ認定米でつくる酒。

40年かけて湧いてくる水、到底人間には作りえない仕組みです。酒造りは自然を素材として人間の感性で造り上げるものです。
その為に蔵人は五感をしびれるほど研ぎ澄まして、酒造りをしているんだなぁ~と思うわけです。

-TOPICS-
【2018,03】
M&Aにより加登仙一氏(当時24歳)が蔵元に就任。全国最年少の蔵元となる。
海外留学をキッカケに日本文化に目を向け、一番興味を惹かれたのが日本酒だったそう。
日本酒の伝統にどんな風を吹き込むのか、期待せずにはいられない。



““天領盃””




“酒蔵マップ”

ぽんしゅ館データ「酒蔵物語」とは、酒蔵さんとのお話しの中で印象的だった事、面白かった事をメモ書きしたものです。少し乱暴に書き並べていますがご了承ください。

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