上品な香りと旨味、上品な酸を持ち、主役の料理を引き出してる味わいを目指した、
頚城酒造のコンセプトを代表する1本。
酒蔵物語「頚城酒造」
創業:1697年
所在地:新潟県上越市柿崎区
感性という図面を頼りに酒は出来る
《食事の中で生きる酒》
昭和11年に八木酒造と小松酒造が合併して頚城酒造となった。酒蔵は小松酒造で、経緯は八木酒造が行っている。
現蔵元は18代目で古い蔵。酒米についてはいち早く新潟産米を使い現在は100%新潟県産。
蔵元は「酒の設計は私がやります。旨みを持ちつつ、後味すっきり、きっちりと切れる、酒で料理が旨くなり、料理で酒が旨くなる…これが私の設計する正統派な酒です。」
昔は釜の残り湯で風呂に入っていた。
酒は設計図を頼りに造りが始まります、その設計図は目には見えません。感性という設計図面なのです。
酒造りは杜氏を中心として蔵人の感性が1つに向かわないと完成しない仕事なのです。