なめらかな口当たりと熟成感のある味わい
ー 2008年、あの頃、あなたは何を想い、どんな時を過ごしていましたか? ー
2008年(平成20年)から蔵の貯蔵庫で年月をかけゆっくりと熟成させた純米原酒です。
熟成した酒は琥珀色に変化。
なめらかで熟成感のある味わいに仕上がっています。
香りは、華やかでありながらも爽やか。
バターのようなしっとりとした華やかさと青々しい爽やかさを感じる香りです。
口当たりはとろみがあり、なめらか。力強い質感がゆっくりと口の中に広がっていきます。
コク深い旨みに苦味が調和し、カラメルのような味わいが長い余韻とともに続いていきます。
ご結婚記念、お子様の成人、など記念酒としてもどうぞ。
※ 吉乃川 WEBサイトより一部転載
そもそも古酒とは
1年以上貯蔵した日本酒のことを言います。
長期間経つと光沢のある黄金色を呈し、味はまろやかになるが、熟成香が強くなります。
その熟成により変化する味わいを楽しむお酒です。
吉乃川の古酒は
・常温の貯蔵庫で瓶貯蔵されたお酒です。
・純米酒を原酒のまま貯蔵しました。
・ラベルに記載してある製造年月日表記は、出荷仕上げの際に瓶に移し替えを行った年月が記載されています。
酒蔵物語「吉乃川」
創業:1548年
所在地:新潟県長岡市摂田屋
菌を制する者は酒を制す
《手造りの良さと機械造りの良さを見極めて造る》
新潟ではもっとも古い蔵で日本でも5本の指に入る歴史をもった蔵。
この蔵は麹菌、酵母菌をつくる施設を持っており、パンイーストについては日本で4社しかないうちの1社。
この培養技術を活かして日本酒を造る。酒は菌に働いてもらって出来る。
→菌を制する者は酒を制す。
瓶詰の工程は人が一切触らない完全オートメーション化、造りのクリーンさは自慢。
手造りよりも良いとする箇所では機械化をし、手造りの方がいい部分は手造りを優先。
シリーズとして8年間続いた、上越新幹線車内の広告「東京新潟物語」は、2019年3月に終了してしまいましたが、新潟を離れ都会に住む女性が故郷新潟へ思いを馳せるというストーリーでした。
新幹線に乗るたびに楽しませてもらいました。日本酒はこうして人生に寄り添っているんだなぁ~と気づかされたわけです。