若さを感じつつもしっかりとした味わい
ー 2012年、あの頃、あなたは何を想い、どんな時を過ごしていましたか? ー
2012年(平成24年)から蔵の貯蔵庫で年月をかけゆっくりと熟成させた純米原酒です。
熟成した酒はたんぽぽのような優しい色合いに変化。
古酒の中でも若さのある2012年は、ほのかに感じる甘さと柑橘の爽やかさをそなえた複雑な香り。
口に含むと、穏やかな甘みとはっきりとした酸味を感じます。
口当たりは柔らかく、旨みと苦みが調和する、しっかりとした味わい。
長い余韻のなかに穏やかな甘さが続く仕上がりです。
ご結婚記念、お子様の成人、など記念酒としてもどうぞ。
※ 吉乃川 WEBサイトより一部転載
そもそも古酒とは
1年以上貯蔵した日本酒のことを言います。
長期間経つと光沢のある黄金色を呈し、味はまろやかになるが、熟成香が強くなります。
その熟成により変化する味わいを楽しむお酒です。
吉乃川の古酒は
・常温の貯蔵庫で瓶貯蔵されたお酒です。
・純米酒を原酒のまま貯蔵しました。
・ラベルに記載してある製造年月日表記は、出荷仕上げの際に瓶に移し替えを行った年月が記載されています。
酒蔵物語「吉乃川」
創業:1548年
所在地:新潟県長岡市摂田屋
菌を制する者は酒を制す
《手造りの良さと機械造りの良さを見極めて造る》
新潟ではもっとも古い蔵で日本でも5本の指に入る歴史をもった蔵。
この蔵は麹菌、酵母菌をつくる施設を持っており、パンイーストについては日本で4社しかないうちの1社。
この培養技術を活かして日本酒を造る。酒は菌に働いてもらって出来る。
→菌を制する者は酒を制す。
瓶詰の工程は人が一切触らない完全オートメーション化、造りのクリーンさは自慢。
手造りよりも良いとする箇所では機械化をし、手造りの方がいい部分は手造りを優先。
シリーズとして8年間続いた、上越新幹線車内の広告「東京新潟物語」は、2019年3月に終了してしまいましたが、新潟を離れ都会に住む女性が故郷新潟へ思いを馳せるというストーリーでした。
新幹線に乗るたびに楽しませてもらいました。日本酒はこうして人生に寄り添っているんだなぁ~と気づかされたわけです。