秋だけの巻機
新潟県南魚沼産の一本〆を惜しげもなく使用した高千代の巻機です。
高千代酒造が得意とする自社精米で53%にまで磨き上げ、じっくりと仕込まれた秋限定の味わい。
水は越後秀山である巻機山の極軟水を仕込み水として使用しています。瑞々しい名水の味わいが活きています。
手間のかかる一本一本瓶燗火入れを施して、夏の間貯蔵し秋が訪れるまでしっかりと低温貯蔵させてあります。
贅沢な一本〆全量使用と、丁寧に醸され瓶火入れを行い熟成感と旨味の増した、秋限定の巻機です。
酒蔵物語「高千代酒造」
創業:1868年
所在地:新潟県南魚沼市
酒米一本〆を使いこなす希な蔵
《酒米一本〆の美味しさを追求する》
一本〆という酒米を原料に使っている。一本〆は蒸しづらく扱いにくい米として次第に使われなくなった酒米。新潟では高千代とほんの数蔵しか扱っていない。
一本〆が無くなる寸前、県から原種を託されコシヒカリを作っていた魚沼の6件の農家を口説き落として一本〆を作り始めた。杜氏もこの米を作る農家の一人。
この酒でITQC(国際味覚賞)と全国鑑評会で賞を取った。田舎の小さな蔵でも世界に隔たりはない。田舎でコツコツ酒造り大海を見ずではダメだと思った。
戦争で10年間酒造りが出来なかった(政府の企業整備の施策によるもの)。酒造りがしたくて先代は金策に走り随分悔しい思いをして蔵の復活を遂げた。
小さな田舎の酒蔵が世界で全国で賞を取る。いいものに田舎も都会も無い、会社の大きいも小さいも無いのです。この蔵は一本〆の使い手として全国でも希少な酒蔵です。とにかく一本〆に惚れこんだ蔵です。