kamosu mori 山田錦40登場
ニュータイプ、従来の日本酒という概念にはあてはまらないような酒、それが「kamosu mori」。
甘い果実のようなアタックから、キュっと引き締ますような酸味が感じられるスイーツのような日本酒です。
女性からは特に好評をいただいており、とても人気が高く一時期は生産が追い付かない事態へ。
ほとんど手作業での丁寧な造りのため、それほど増産できませんが、一口飲めば、kamosu moriの虜になるのは間違いありません。
酒米の王様山田錦さらに最高級とされる兵庫県産の山田錦を使用した、今回のバージョン。
その山田錦を40%に磨き込んだ、贅沢な純米大吟醸生酒です。
従来のkamosu moriとはまた一味違った、繊細で華やかさが表現されています。
優しい蜜のような甘さをガス感ある飲み口が引き締め、後味は爽快で軽やか。
口の中で変わっていく香りと味わいをお楽しみください。
蔵のオススメペアリングは、カマンベールチーズや軽くトーストしたパン、ホワイトチョコレート。
日本酒との新たな出逢いを体験してみてください。
※商品写真は「kamosu mori 純米大吟醸生酒」となります。
酒蔵物語「苗場酒造」
創業:1907年
所在地:新潟県中魚沼郡津南町
新しく生まれ変わる酒蔵
《一つ一つの技術と基本を忠実に》
2014年、滝澤酒造は蔵の後を継ぐ者がおらず新たな資本で蔵を継承。その後、蔵の名前を苗場酒造と改名。
→新たなオーナーとなったのは私の友人です。
杜氏は新潟の名工に選ばれた新保杜氏(2014年当時71歳)を説得し迎え入れ、この年さっそく全国鑑評会で金賞を獲得。
→新保杜氏は新保社長の叔父、甥の関係。
この蔵を買ったのは経営するホテルレストランと直接繋げたいという事と、観光資源の一つにしたいという思いから。
津南は新潟でも豪雪地帯。目指すは津南の米で津南の水で津南の人が造る地酒。
新保社長は以前にも美の川酒造を買いその造りもここで継承している。
ワイナリーの世界はオーナーが変わることはよくあることですが、日本酒業界もその時代になっていて、表にはあまり出ませんがこうして蔵の歴史を継承して行くケースは多いのです。
「活故創新」古きを活かし新しきを創造する。呑む私達としたら新たな期待と楽しみが膨らむわけです。