日曜日の酒
日曜日、明日仕事でも気軽に飲めるライトで甘酸っぱい酒です。
ロゴは、笹祝からも小高い丘を越えてすぐの海岸線、午後の日差しや、波のイメージでひらがなの「さささんでー」を連ねています。
また、透明感あるガラス瓶で家族や大切な人と過ごす、ゆったりした時間や、美しい地域の風景が酒瓶から透けて見える様子をイメージしています。
笹祝酒造が毎年取り組む試験酒プロジェクト「笹祝challenge brew」の3年目の企画として2019年に生まれた日本酒「サササンデー プロトタイプ」を「味わい、パッケージ、コンセプト」に於いてブラッシュアップさせた心地よい新たなタイプの酒です。
酒蔵物語「笹祝酒造」
創業:1899年
所在地:新潟県新潟市西蒲区
ドラマを描いてその酒を造る
《料理と酒、お互いに高め合う酒》
もともとは宮大工、奥様が街道脇でやっていた茶屋が繁盛し酒造りを始めたのが酒蔵の始まり。
まだ三増酒が利益を生んでいた頃、いい酒が造りたくてそれを止め超特選という酒を造った。いい酒は儲からない酒だった。
当時新潟の2級酒の方が大生産地の一級酒よりもはるかに良いという事はわかっていた。
(※三増酒…戦時中出来た酒に糖類を加えアルコールを加えりょうを増やした酒です。それは国の税収を上げる為に作られた酒で決してうまいというものでは無かったと言います。)
“竹林爽風”という酒がある。
これは〈竹林の中を風が吹き抜けるような爽やかな酒。笹がザワワと騒いで風が吹き過ぎると何事もなかったように…〉と描かれて、これを吞み口、後味に求めて造ったのが“竹林爽風”。
→この蔵の酒造りは実にユニーク。
半じまい…2日で一本 日じまい…1日で1本 ここでは半じまい。丁寧な酒造りが出来る。
笹祝の酒造りはドラマから始まります。瓶のなかにはドラマが入っているのです。ドラマを感じなから呑む…これも日本酒の楽しみ方の一つだと思うわけです。