一日の終わりに飲む酒
純米酒ですが、プラスの意味で純米酒らしくはなく、スッと染み入るような味わいを持つ酒です。
香味の主張は強くなく穏やか、余韻にふんわりとした米の味わいが広がります。
飽きの来ない味わい、日々の晩酌酒にいかがでしょうか。
酒蔵物語「越銘醸」
創業:1845年
所在地:新潟県長岡市栃尾
量よりも質を優先。だから手間は惜しまない
《品評会規格の酒と同じ規格で売る》
「名前があまり知られていない私共のような小さな蔵は、品質は絶対重視、その為なら努力は惜しみません。」
本来品評会に出品する酒と市販される酒は別造りがほとんど。
量を優先すると効率性や生産性が求められるようになり出品酒のような繊細で手間のかかる酒造りが難しくなるからだ。
この蔵は出品酒と同じ造りのプロセスを踏んだ酒が商品になる。
酵母、麹菌の持っている力を最大限に引き出す、あまりいじらない酒造りをする。
小さな蔵の強みはやっぱり個性です。その個性がどこまで突き抜けるか…
それは他ではやっていない手間や苦労の交換だと思うわけです。