ぼくのそばにはいつもネコがいる
<春>
桜が満開に咲き誇る悠久山の縁日を楽しげに徘徊するネコ
春の陽気さを印象付けるようなしっとりとした「純米吟醸」
<夏>
長岡市街を一望できる特等席から長岡花火を見るネコ
夏の灼夜にキリッと冷やすことで、涼しげな爽やかさをもたらすような「純米吟醸」
<秋>
黄金色に輝く田園で稲刈りを手伝うネコ
秋晴れの空、稲刈りのあとの新米に期待感が膨らむ米の旨味・やわらかさを感じられる「吟醸」
<冬>
長谷川酒造の蔵前で雪に黄昏れるネコ
冬の厳しさを感じられる、しぼりたてのフレッシュな荒々しさが特徴的な「純米あらばしり」
長谷川酒造×もり としのり氏が送る、日本酒を飲んでほっこりするような春夏秋冬セットです。
販売価格には化粧箱の代金も含まれています。
酒蔵物語「長谷川酒造」
創業:1842年
所在地:新潟県長岡市摂田屋
女性の感性を感じる酒蔵
《喉にひっかかるのはダメ、スゥーっと吞める淡麗甘口》
長野の米、美山錦を使う。もともとは信州の出であったためルーツの酒を大事にしている。
酒については 「辛口ではありたいですが辛いだけではダメ、呑みごたえも必要ですが喉にひっかかるようではダメ、スゥーと喉を通る淡麗旨口に辛口が加わるこんな感じがいいですね」…と。
作曲家遠藤実先生がこの蔵を度々訪れている。「僕はこんな酒が呑みたい」と言って書き残した書がある。《雪紅梅》という書だ。その思いを叶えたのが代表銘柄“雪紅梅”
蔵は長岡の摂田屋という所にある。酒、味噌、醤油といった醸造の町として知られている。今でも味噌蔵3つ、酒蔵2つ、サフラン酒蔵1つが街並みの風景を醸している。
私が蔵を訪れたのが夕方、歴史を感じる居間で数人が静かに終礼の最中でした。
代表は長谷川葉子さん、酒に対しての思いをしっかりともった女性の蔵元です。女性の感性を感じました。女性の感性で醸す酒もいいなぁ~と思うわけです。