究極のまろやかさ
越後長岡東山の自然清水で醸した限定醸造の純米大吟醸酒。
上品な香りと、香味共にしっとりとまろやかな味わいが印象的な純米大吟醸酒です。
後味は辛口の酒なので、さらりと流れていきます。
低温貯蔵による熟成で仕上げているので、旨味が舌の奥にジワーッと広がります。
熟成させることで酒の角々しさが丸みを帯び、とてもまろやかな舌触りへと変化しています。
豪華な金の箱に入っているので、ゴージャス感たっぷり。
贈答用にもオススメです。
販売価格には化粧箱の代金も含まれています。
酒蔵物語「お福酒造」
創業:1897年
所在地:新潟県長岡市
酒造りの歴史を変えた蔵、速醸酛発祥蔵
《甘口のうま味が残る酒、お燗して旨い酒》
この蔵は速醸酛発祥の蔵。それまでは生酛造り山廃造りと言った蔵に住み着く菌を使って酒造りをしていた。
これは時間のかかる仕事だった。その過程では腐造酒という事故もあって腐造酒など出しようものなら杜氏はその責任を負わなければならず自分で命を絶った杜氏もいたと言う。
この速醸酛の発見は日本中の酒造りを変えた。
この蔵の杜氏集団はみんな大きな米作り農家で米作りが終えると作った酒米をもって酒蔵に入る。
米作りのプロが酒造りのプロで、酒造りのプロが米作りのプロと言うわけだ。
創業者岸五郎という方は日本の酒造りを変えて来た人です。
今1894年に出版かれた「醸海拾玉(じょうかいしゅうぎょく)」と題された本を現代版として翻訳していると言います。この岸五郎さんの事をもう少し知りたいと思うわけです。