清らかな水面を泳ぐように鮎正宗
丸みがかったまろやかな舌触りで、上品な旨味がのってくる酒。
奥深い味わいと酒米特有の甘みも感じられ、余韻はさっぱりとしていて流れるように引いていきます。
鮎正宗酒造の自慢は、さらりとした甘さがある仕込み用の湧水。
その名も初代の名を冠し「彦左衛門の水」。
蔵の下からこんこんと絶えることなく湧き続け、その水量は毎時6トンとのこと。
良質な水源があるからこそ、鮎正宗の甘美な酒が出来上がるのです。
販売価格には化粧箱の代金も含まれています。
酒蔵物語「鮎正宗酒造」
創業:1875年
所在地:新潟県妙高市
女性の持つ感性で酒蔵を変えた強い娘
《酒造りにおいて改善ポイントが見えるかが、いい酒が造れるかの分かれ目》
酒蔵にとって女性の継承は珍しい。由美さんはっきりと言う…「おいしくなければ人は買わない‼酒造りは毎年の経験の中で次なる改善点が見えるかどうか、ここがいい酒として進化させて行く為のポイントです。」と…
由美さんは蔵に入った当時、もっと美味しい酒はできないものかとモンモンとしていた。
そこから味の革新が始った…。彼女は理想の味を造りながら行き先を決めて行くと言う。
1960年代NHKの朝の連続ドラマで“おはなはん”という視聴率56%越えという超大人気ドラマがありました。
この蔵どういうわけか、そのプレミアムの日本酒を造っていて、当時のそのポスターまであります。
女性が主役と言う事では今と繋がっているのかも…
この蔵は伝統に女性の感性を加えて、ますます魅力的な酒が出来上がって行くでしょう。