蔵付乳酸菌と暮らす
手の込んだ山廃仕込なのですが独特の香りは穏やかスッキリとしています。
その一方、山廃仕込みならではの奥が深いコクと旨味が堪能できる酒です。
呑むごとに旨味が増すような酒なので、呑みあきのこない酒をお求めの方にピッタリです!
最近再度注目を集めているこの山廃仕込み、醸造元の君の井酒造が昔から大切にしてきた造り方です。
君の井酒造には蔵に昔から住み着いている天然の「蔵付乳酸菌」がいます。
その乳酸菌と共にうまい酒を醸す、それが君の井酒造の酒造りなのです。
販売価格には化粧箱の代金も含まれています。
- 酒蔵名
- <君の井酒造>
- 酒蔵所在地
- 新潟県妙高市
- 保存方法
- 冷暗所(常温)
- アルコール度数
- 15.5%
- 日本酒度
- ±0
- 酸度
- 1.4
- 使用米
- 五百万石
- 精米歩合
- 55%
- おすすめの料理
- もつ煮、飛竜頭のあんかけ
酒蔵物語「君の井酒造」
創業:1842年
所在地:新潟県妙高市
山廃造りの名手、酒蔵のサラブレット
《受け継いだ味はきちんと引き継ぐ、ただその質は向上させなければならない》
伝統的な山廃造りを軸として継承。他の酒蔵さんが山廃造りを学びに来る。昔は腐るかもしれないというリスクがあった。
山廃造りの手間は速醸酛(現在一般的に作られる手法)とは違って4倍の手間と2倍の時間が掛かる。深い旨みが魅力だが苦労とリスクは大変なものだ。
純米酒に比べアル添酒は喉越の引っ掛かりをなくす、ドライで旨さは芸塾的だ。
君の井の名称は明治天皇が隣接する御寺に泊まられた時に献上した酒蔵として天皇=君子の文字をいただき改名。
清酒学校は技術も学ぶが仲間づくりが出来る。それが今でも役に立っている。
JR東日本が展開する大人の休日倶楽部のコマーシャルで吉永小百合さんが蔵人から話を聞くシーンと蔵を背景にしたポスターがあります。
その舞台になったのがここ君の井酒造です。それくらい絵になる蔵です。