小さな蔵から世界へ
やわらかくやさしい味わいと共に、米の旨味をまとったコクがしっとりと広がる、丸みとコクが印象的な純米酒。
竹田酒造店が大切にしてきた個性は「コクのある旨口酒」。
この純米酒は竹田酒造店の時代に流さず、蔵の信念を感じられるような定番酒です。
製造量は450石ほど。小さな蔵だからこそ、目の行き届いた手間を惜しまない酒造りが行われています。
その証拠の一つは、かたふねは全量瓶火入れで行われていること。
通常、日本酒の火入れは、熱いお湯の中に張り巡らせた管に酒を通して行われるのですが、瓶火入れでは一つずつ瓶での火入れ作業となるため、労力もその比ではありません。
それもすべて、うまい酒を造るため。
「小さな蔵から生まれる世界基準の味わい」そのためにかたふねは挑戦し続けます。
販売価格には化粧箱の代金も含まれています。
酒蔵物語「竹田酒造店」
創業:1866年
所在地:新潟県上越市大潟区
国際基準で選ばれた酒
《軸はぶらさない、今の良いところをもっと…》
竹田酒造は2013年、2015年のIWC(ワインインターナショナルコンテスト)の受賞で知名度が上がった。特に2回目の受賞は信頼という意味で大きかった。
酒の味と設計は全て社長が行う。守るべきは昔からの酒質…もし、うちの井戸水で淡麗辛口を目指したら渋みが出てくるかもしれない。
これは先代が試行錯誤を繰り返して作り上げたもので水の持味を最も引き出すものだ。
社長は新潟清酒学校の2期生、息子さんは25期生、共に清酒学校で学んだ。
大吟醸の醪造りは泊りで2時間おきにやる、夜は息子、早朝からは社長。
先代の苦労と努力で今がある。今もそれに負けない努力を重ねる。そのおかげで私達は旨い酒が呑めるわけです。
息子さんは酒造りは毎日違うことがおきる、だから様々な手段をこうじる、大変で休みも取れないけど酒造りは楽しいと…