PLUM IN THE SNOW
やや甘めのやわらかな口当たりが心地よく、ほんのりとした繊細な酸味が全体をまとめ上げ、スッと飲みやすいあと味にしてくれています。
酒米は五百万石、仕込み水は蔵敷地内の自家源水のしっとりとやわらかな軟水を使用。
丸山酒造場の特徴は、日本酒造りの重要工程である「麹造り」を惜しむことない丁寧な造りをしていることです。
醸造にも機械化の波が押し寄せる中、現在も手間暇をかけ多くの蔵人の手で麹造りが行われています。
かつて「越の三梅」と全国にその名を轟かせた「雪中梅」。
その丁寧な麹造りを伝統に、今でも多くの日本酒ファンの舌を唸らせています。
※ 販売価格には化粧箱の代金も含まれています。
酒蔵物語「丸山酒造場」
創業:1897年
所在地:新潟県上越市三和区
田んぼと農家の中で育った酒
《農家の人たちの為に造る甘口な酒》
蔵は広大な田んぼの真ん中に位置し周りはみんな農家。
毎日汗して働く肉体労働者、疲れ切った体が求めるのは芳醇で旨味のある甘口のこの酒。
この地域では「雪中梅を呑んで甘いと言わない奴はまだ働きが足りない奴だ!」なんて皮肉も言われていた。
この地域を塔之輪村と言いかつては12件しか家をたてさせなかった、
水利、水争いがたえな掛かったため。そのうち3件が酒屋、その中で麹造りを業としていた。
昔から午前と午後におやつの時間があって甘い菓子、しょっぱい菓子で体を休める。→そう言えば田んぼ仕事も午前、午後ともお茶の時間があって体を休める。
現在7代目、代々三座衛門と襲名して継承している。
造りは、水+米+糖類、四段仕込みと他とは違う特別な造り。
“雪中梅”は新潟の3梅の一角として新潟を盛り立てた。※越乃寒梅・峰乃白梅と共に
これほど地域性をはっきりと表した酒は少ないと思う。この酒はこの味で地域の人達を和らげてきました。
新潟の一つの特徴ある酒として昔っからずぅ~と呑まれている圧倒的なファンの多い酒です。