高千代は「たかちよ」だけじゃない
高千代酒造の酒として「高千代」「たかちよ」「Takachiyo」は日本酒愛好家にとって有名ですよね。
しかし、地元民こそ知る高千代酒造の秘密兵器は、この「巻機(まきはた)」なのです。
南魚沼産契約栽培の全国でも珍しい酒米「一本〆」を使用し、日本百名山「巻機山」のごく伏流水を用いています。
米の旨味がしっかりとのったあじわいに、スッキリと流れるようなキレ、芳醇な余韻が残る香りといいところどりです。
たかちよたかちよばかり言っている日本酒愛好家の方たち、高千代の秘密兵器を見逃してはいませんか?
Superior Taste AWARD 2011~2016 6年連続最優秀三ツ星受賞(新潟県初)
販売価格には化粧箱の代金も含まれています。
酒蔵物語「高千代酒造」
創業:1868年
所在地:新潟県南魚沼市
酒米一本〆を使いこなす希な蔵
《酒米一本〆の美味しさを追求する》
一本〆という酒米を原料に使っている。一本〆は蒸しづらく扱いにくい米として次第に使われなくなった酒米。新潟では高千代とほんの数蔵しか扱っていない。
一本〆が無くなる寸前、県から原種を託されコシヒカリを作っていた魚沼の6件の農家を口説き落として一本〆を作り始めた。杜氏もこの米を作る農家の一人。
この酒でITQC(国際味覚賞)と全国鑑評会で賞を取った。田舎の小さな蔵でも世界に隔たりはない。田舎でコツコツ酒造り大海を見ずではダメだと思った。
戦争で10年間酒造りが出来なかった(政府の企業整備の施策によるもの)。酒造りがしたくて先代は金策に走り随分悔しい思いをして蔵の復活を遂げた。
小さな田舎の酒蔵が世界で全国で賞を取る。いいものに田舎も都会も無い、会社の大きいも小さいも無いのです。この蔵は一本〆の使い手として全国でも希少な酒蔵です。とにかく一本〆に惚れこんだ蔵です。