新潟を代表する傑作酒
吉乃川の創業は1548年、新潟県で最も古い酒蔵です。
日本史にはあまり精通してませんが、時代は天文時代、織田信長などがまだ幼少期くらいらしいです。
そんな古くからの歴史がある吉乃川は、新潟県長岡市にあります。
マシンが優位な作業はマシンに、人の手造りで行うほうがいい酒ができる作業は手間を惜しまない。
比較優位の向上心を持ち、機械の技術と手の込んだ手造りを両立させ、米と水にこだわり、よりうまい日本酒を醸しています。
フレッシュな香りがする爽やかさと、透明感があるのどごしが楽しめ、杜氏の徹底的なこだわりを感じられる傑作に仕上がっています。
酒蔵物語「吉乃川」
創業:1548年
所在地:新潟県長岡市摂田屋
菌を制する者は酒を制す
《手造りの良さと機械造りの良さを見極めて造る》
新潟ではもっとも古い蔵で日本でも5本の指に入る歴史をもった蔵。
この蔵は麹菌、酵母菌をつくる施設を持っており、パンイーストについては日本で4社しかないうちの1社。
この培養技術を活かして日本酒を造る。酒は菌に働いてもらって出来る。
→菌を制する者は酒を制す。
瓶詰の工程は人が一切触らない完全オートメーション化、造りのクリーンさは自慢。
手造りよりも良いとする箇所では機械化をし、手造りの方がいい部分は手造りを優先。
シリーズとして8年間続いた、上越新幹線車内の広告「東京新潟物語」は、2019年3月に終了してしまいましたが、新潟を離れ都会に住む女性が故郷新潟へ思いを馳せるというストーリーでした。
新幹線に乗るたびに楽しませてもらいました。日本酒はこうして人生に寄り添っているんだなぁ~と気づかされたわけです。