日本酒の醍醐味
世界中の酒類を見渡しても、日本酒ほど冷酒からお燗まで様々な温度帯で楽しめるお酒は他にありません。
その中でも、このお酒は様々な温度で楽しむのにもってこいのお酒です。
冷酒では辛口の味わいとスッキリとしたキレが際立ち、食中酒としても料理を引き締めます。
お燗にすると、アタックは辛口ですが、余韻にはふっくらとした芳醇な香りが広がります。
温度の違いによって異なるお酒の表情を楽しめるので、四季も問わず愛用できるのも人気が高い要因です。
酒蔵物語「北雪酒造」
創業:1872年
所在地:新潟県佐渡市
世界のレストンNOBUのメニューにある唯一の日本酒
《フレッシュ感、ロットごとに味がある》
アメリカのレストランNOBUのメニューにある唯一の日本酒が“北雪NOBU”。
ロバートデニーロとシェフ松久信幸が1993年に提携して誕生させたレストラン。
北雪との出会いは矢沢永吉が縁結びと言うからビックな話。
NOBUがオープンの時「うちのレストランで扱うので他ではやらないでほしい…うちも他の日本酒はやらない」
その申し出を北雪は受けます。
今NOBUは世界各国に50店舗を数えると言いますが、いまだに約束は守られている。
北雪は酒にモーツアルトを聞かせ、超音波で熟成させる。
フェラーリ1台分する高価な遠心分離機を3台揃えて酒を絞っている。空気に触れない、香りが逃げない、酒にストレスがかからないなど、酒質をおとさない優れもの。
この蔵の海外取引は出荷量の約20%で多い方です。そのほとんどがNOBUですから北雪とNOBUは相思相愛、一心同体です。
北雪はNOBUという要望と高い基準に応えきって来た、NOBUは北雪でお客様を作って来た。北雪社長と信幸シェフの信頼関係はただものではないと思います。