酒蔵オンステージ ─ 今月いち押しの酒蔵 ─
創業1781年「越つかの酒造」
酒蔵オンステージとは、新潟県内の酒蔵全蔵について、
一蔵2ヶ月ずつ、ぽんしゅ館を挙げて押していく取り組みです。
オンラインショップでも実店舗と同様のスケジュールにて、
対象蔵の商品を拡充いたします。
2026年10月から11月は、新潟県阿賀野市の越つかの酒造を押します!
代々受け継ぐ味に、新しい楽しみを
新潟県阿賀野市分田。歴史を感じさせる蔵で、越つかの酒造は今日も酒を醸しています。その始まりは、天明元年、1781年。塚野家の初代・塚野丈左衛門義照が「河内屋」を名乗り、酒造りを始めたことにさかのぼります。
代表銘柄の「代々泉」は、大正中期に、代々飲み継がれる酒であってほしいとの思いから名付けられました。1996年には越酒造と合併し、「越つかの酒造」へ。長い歳月の中で磨いてきた技を受け継ぎながら、今の食卓に届くおいしさを追い求めています。
この蔵で生まれた「塚野酵母」
蔵の個性は、酵母にも宿る
越つかの酒造を語るうえで欠かせないのが、蔵に住み着いた独自の「塚野酵母」です。1936年にその特性が認められ、醸造試験場で「広島5号酵母」として培養されました。蔵で生まれた酵母が、ほかの酒蔵にも広がっていったのです。
昔ながらの大釜で米を蒸し、受け継いだ技と酵母を生かして醸す酒。この蔵ならではの飲み口を大切にする姿勢は、長年の鑑評会での入賞にもつながっています。古い蔵の佇まいだけでなく、一杯の味わいの中にも、積み重ねてきた時間が息づいています。
米を選び、米の持ち味を引き出す
新潟の米から、兵庫の山田錦・愛山まで
日々の酒造りを支える新潟県産米に加え、兵庫県産の山田錦、そして「酒米のダイヤモンド」とも呼ばれる愛山。それぞれの米と向き合い、越後杜氏の技で、すっきりとした飲み口の中に豊かな味わいを引き出しています。
今回ご紹介する「愛冴夢(あいさくら)」は、兵庫県産の愛山を100%使用し、35%まで磨いた純米大吟醸。華やかな吟醸香に、米の甘みと芳醇な旨みが重なり、後味はすっきり。米の違いが生むおいしさを、じっくり感じていただきたい一本です。
古きを守り、新しきを醸す
受け継いできた技を大切にしながら、新しい楽しみ方にも目を向ける。越つかの酒造では、日本酒だけでなく、和歌山県産の南高梅を使った梅酒や、スパークリング、甘酒、酒粕を使った商品などにも取り組んでいます。
2026年には、敷地内にカフェと直売所「WA酒 BUNDA BASE」をオープン。酒を造る場所から、蔵の魅力に触れる場所へと、その楽しみが広がっています。代々飲み継がれる一杯と、初めて出会う一杯。越つかの酒造の今を、ぜひ味わってみてください。
※蔵元提供資料を参考に再構成
越乃あじわい 純米
越乃あじわい 大吟醸
五頭の酔泉 純米
五頭の峰 純米吟醸
愛冴夢(あいさくら) 純米大吟醸
梅乃泉 純米梅酒
越つかの酒造の酒蔵物語
《約50年、酒を造ってきた人》
酵母は広島5号、またの名を“つかの酵母”この蔵が発祥。家つき酵母。
土蔵は県内きっての立派な、ノスタルジックな酒蔵。
約50年の経験を持つ杜氏。ここに来て3年目。杜氏が変わって同じ味を守る事は出来るのか…?
「それに近づけるのが杜氏、杜氏が変わったからと言ってすぐに変えるわけには行かないのが酒蔵です。」
50年の経験から一言…「先輩の教えをしっかりと守って真面目に取り組むこと、そうすればいい酒は出来る。そこに自分らしさを加えて行く。これが杜氏です。」と…
昭和36年にメートル法が変わりタンクが新しくなった。
杜氏は今いる蔵人をしっかりと育てて引退すると言います。こうして酒造りは続いて来たんだなぁと思うわけです。
酒蔵さんの建屋というか邸宅を見ると当時の建築文化、大工さんの巧みさを見る事が出来ます。
こんな家を建てたいと思いますが職人さんを探すのが大変だろうなぁと思うわけです。日本建築の技術の継承はどうなっているのでしょう。
