酒蔵オンステージ ─ 今月いち押しの酒蔵 ─
創業1907年 - 「石本酒造」
酒蔵オンステージとは、新潟県内の酒蔵全蔵について、
一蔵2ヶ月ずつ、ぽんしゅ館を挙げて押していく取り組みです。
オンラインショップでも実店舗と同様のスケジュールにて、
対象蔵の商品を拡充いたします。
2025年8月から9月は、新潟県新潟市江南区の石本酒造を押します!
「淡麗辛口」の潮流を牽引した、越乃寒梅の伝統
新潟県新潟市江南区に蔵を構える石本酒造は、明治40年(1907年)の創業。
看板銘柄「越乃寒梅」は、昭和後期に全国的な人気を集め、新潟清酒の代名詞とも言える“淡麗辛口”というスタイルが広く知られるきっかけのひとつとなりました。
清らかで雑味のない酒を追い求め、当時としては珍しかった吟醸造りにも早くから取り組んだ蔵元です。
「寒梅」の名は、雪の中でも凛と咲く梅の花にあやかり、寒中に仕込まれる酒への想いを込めたもの。
その姿勢は現在も脈々と受け継がれ、確かな技術と揺るぎない信念によって、洗練された味わいを守り続けています。
※石本酒造公式サイトより一部引用
▼商品紹介:越乃寒梅 純米大吟醸 無垢地元に根ざす酒造り、田園とともに生きる蔵
石本酒造が位置するのは、新潟市江南区の北東部・大江山地域。
一級河川・阿賀野川の恵みを受けた肥沃な土壌と広大な田園が広がる、のどかで豊かな農業地帯です。
石本酒造の原点には、「農作業に励む地元の人々に喜んでもらえる酒を造りたい」という素朴な想いがあります。
米どころ・新潟の自然の恵みを受け止めながら、亀田郷の豊かな水と、冬の寒さがもたらす酒造りの好条件を活かし、日々の酒を丁寧に仕込んでいます。
また、新潟市で最も大きな神社「白山神社」では、御神酒として越乃寒梅が使われており、地域の“ハレ”の日を支える存在でもあります。
晴れやかな祝いの席にも、日々の食卓にも寄り添う──それが、石本酒造の酒造りです。
ぶれず、流されず。受け継がれる信念と技術
「石本酒造の酒造りは、派手さよりも「食とともにある酒」を大切にしています。
昨今のフルーティな酒の流行にも流されることなく、あくまでも“寒梅らしさ”を守る酒質設計を貫いてきました。
酒米の旨味を引き出しながらも、すっと消えていくようなキレのよさ。
その味わいの背後には、精米・洗米・麹・醪管理のすべてにおいて妥協のない丁寧な手仕事があります。
石本酒造では、酒造りにおいて「醸造の秘技とは、大胆かつ細心、そして周到であること」と語られています。
蔵人たちは大胆に挑み、細心に見極め、周到に仕上げる──その姿勢こそが、越乃寒梅の品格と安定した味わいを支えているのです。
常に進化を続けながらも、一本芯の通った味を守る。
それが、越乃寒梅の誇りであり、石本酒造の変わらぬ姿勢です。
越乃寒梅 純米吟醸 灑
越乃寒梅 浹 - amane - 純米吟醸
越乃寒梅 無垢 純米大吟醸
越乃寒梅 特撰 吟醸
越乃寒梅 梅酒
石本酒造の酒蔵物語
幻の酒、越乃寒梅
《いい米、いい水でないと、いい酒にはならない。これが淡麗辛口の始まり》
幻の寒梅と言われ全国に “新潟淡麗辛口”有りと言わせた蔵。
理想の酒を造るための努力は私財を使い果たし倒産寸前だった。それでも自分達が美味しいと思う酒を世に問い続けた。
きっかけは昭和40年頃佐々木久子の酒料理の本に取り上げられ、評価が広まっていった。
越乃寒梅が全国に知れ渡り困った問題が起こる。その希少性と価値感はと贈答として使い回されて飲まれる時は2年も3年も後…品質が心配された。
抱き合わせ販売と言って越乃寒梅と売れない酒を組み合わせて売るなんてことも起きた。
1本1万円以上の値をつけたり、空瓶にも値段がつくほどだった。ついには偽物の登場。
日本酒がこれほどの価値が付いたのはそれ以降無いと思います。この蔵はどんなに売れてもその量を増やす事はしませんでした。酒質を守る為です。この酒を持っているだけで当時は優越感でした。今でも喜ばれる酒です。
