手仕事と技術の粋が注がれた、吉乃川の最高峰
創業470年を超える長岡の老舗蔵・吉乃川が、その伝統と技術を注ぎ込んだ「みなも」シリーズの頂点。
中でも最も香味のバランスが良く、味わいの乗った部分だけを汲み取った「中汲み」を詰めた純米大吟醸原酒です。
「みなも」シリーズでは、蒸米・浸漬・製麹を含むすべての造りを、蔵人の手作業のみで丁寧に仕込みます。
厳冬期の寒造りで、原料米「越淡麗」の特性に合わせて水分調整や麹づくりを細かくコントロール。
特に今季は猛暑の影響で扱いが難しい米を前に、吸水や蒸しに工夫を凝らし、高い酵素力と旨みを引き出した一本に仕上げました。
使用酵母は、新潟県が開発した「新潟S-9酵母」。
上立ち香にはカプロン酸エチル由来の華やかさ、口に含むと、酢酸イソアミルの輪郭と爽やかなキレ。
やや甘みと心地よい苦みを伴う、滑らかでふくらみある味わい。
“飲み飽きしない旨さ”を追求した、凛とした純米大吟醸原酒です。
商品情報
酒蔵情報
酒蔵物語「吉乃川」
創業:1548年
所在地:新潟県長岡市摂田屋
菌を制する者は酒を制す
《手造りの良さと機械造りの良さを見極めて造る》
新潟ではもっとも古い蔵で日本でも5本の指に入る歴史をもった蔵。
この蔵は麹菌、酵母菌をつくる施設を持っており、パンイーストについては日本で4社しかないうちの1社。
この培養技術を活かして日本酒を造る。酒は菌に働いてもらって出来る。
→菌を制する者は酒を制す。
瓶詰の工程は人が一切触らない完全オートメーション化、造りのクリーンさは自慢。
手造りよりも良いとする箇所では機械化をし、手造りの方がいい部分は手造りを優先。
シリーズとして8年間続いた、上越新幹線車内の広告「東京新潟物語」は、2019年3月に終了してしまいましたが、新潟を離れ都会に住む女性が故郷新潟へ思いを馳せるというストーリーでした。
新幹線に乗るたびに楽しませてもらいました。日本酒はこうして人生に寄り添っているんだなぁ~と気づかされたわけです。




