上品な甘口日本酒
日本酒度-10度、甘口純米酒です。
あま〜くトロリとしたまろやかな味わいで、のどごしのよさと味の深みが楽しめるお酒です。
甘口なのですが嫌味やベタつくような甘さではなく、清涼感のある上品な甘みです。
甘口酒を造るために「四段仕込」を施した越後酒造場の丁寧な仕込みが光る一本です。
「四段仕込」とは、甘口日本酒を造るための手法。三段に仕込んだ醪の後、さらに四段目の仕込みを行う。一般的に日本酒は米と米麹を三段階に分けて行われます。
販売価格には化粧箱の代金も含まれています。
酒蔵物語「越後酒造場」
創業:1908年
所在地:新潟県新潟市北区
越後杜氏から学ぶ灘の大手酒蔵
《味わいの相性を大事に》
この蔵は1986年に灘の大関酒造の子会社となっている。新潟の酒造りを知るという意味があった。
当時この蔵には青木杜氏という50年の経験をもった野積杜氏がいた。野積杜氏と言えば越後杜氏の本流と言われている。
甘口の赤ラベル。この酒は女性の登竜門として造った。
造りの80%が特定名称酒。業界最大手にあって新潟の小さな蔵から学ぼうとするその姿勢に敬服するわけです。
余談ですが「蔵」という映画を見た方は記憶にあると思いますが一色紗枝演じる主人公の烈(レツ)が愛したのが野積杜氏でした。