純米酒に山廃をブレンド
精米歩合55%「五百万石」を使用した純米酒に、同規格の山廃仕込みの純米酒を同量ブレンドさせることで、旨みとコクをプラスした特別純米酒。
米の濃厚で芳醇な旨みがギュッと感じられ、冷酒でもおいしいですがオススメはぬる燗。
米の甘みが引き出て、料理との相性もいいお酒です。
販売価格には化粧箱の代金も含まれています。
- 酒蔵名
- <下越酒造>
- 酒蔵所在地
- 新潟県阿賀野市
- 保存方法
- 冷暗所(常温)
- アルコール度数
- 15%
- 日本酒度
- +4
- 酸度
- 1.4
- 使用米
- 五百万石
- 精米歩合
- 55%
- おすすめの料理
- いかの塩辛、牡蠣の土手鍋
酒蔵物語「下越酒造」
創業:1880年
所在地:新潟県東蒲原郡阿賀町
日本酒ビンテージの第一人者
《味ののった酒、淡麗辛口には属さない》
現6代目は東京大学農学部を出た後に国税局の鑑定士を務め、そんな関係で国税局の鑑定士の新人さんはここに寝泊まりして研修を受けている。
蔵の風景がちょっと違う。並ぶ瓶には札が掛けられ、書物と資料が山積みされています。まるで研究室のよう。
この蔵は日本酒の熟成酒、古酒を育てている蔵。
秘蔵酒(濾過して火入れをした単熟タイプで自然の温度で保存)と、濃熟造酒(精米70%山廃造り、-5~10℃で氷冷保存ゆっくりと変化する。日本酒度-20の甘口)に分けて年度ごとに熟成している。
生酛8BYと本醸酒7年熟成酒のブレンドは燗酒コンテスト金賞の上の最高金賞を取った。
味ののった酒、辛口でも味が乗った酒が得意、だから淡麗辛口には属さない。
日本酒の熟成酒の歴史はまだ新しい。熟成酒は技術がどんなに優れていても時間を掛けないと造れない酒です。
この蔵は1970年から熟成酒に取り組んでいる蔵で、日本酒ビンテージの先駆者と言えます。